悩みの本質



悩みって言語化できてないものが多いというか、むしろ言語化できてないから悩みになってることが多いと思います。

でも多くの人は、言語化できてないからまだ相談できない。あるいは言葉にしてしまうとあまりに陳腐で、相談するほどのことでもないと自分で判断してしまう。

私は、悩みを抱える人の多くにとって、「悩み」そのものよりも、「悩みを言語化することへの抵抗感や恐怖感」が問題の本質なのではないかと思っています。

言語化するということは、悩みと真正面から向き合うということなので、そもそもそれが怖かったり、言語化すると自分のネガティブな側面、性格の悪い面が露呈してしまうのでやりたくない、といった抵抗感情が働いてしまう。

なので悩みの解決には、まず「悩みを言語化することへの抵抗感や恐怖感を克服する」というステップがカギになると思っています。
人に相談できるかどうかというのも、この壁を超えられるかどうかにあると。
悩みは言語化して自分の外に出し、客観的に考えないとなかなか解決には結びつきませんので、この壁を安心して越えてもらえるようにすることが相談を受ける側の課題だと思っています。たとえば、悩みの表現をむしろポジティブな創作活動に変えてしまうというのも、その一例ですね。

悩みを安心安全にポジティブに語り合える。そんな場づくりもしていきたいと思っています。

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