自律した社員を育成したい

自律した社員を育成したい

これはあらゆる経営者、マネジメントに共通した思いだと思います。 社会は増々複雑化し、不確実で予測不能。その中で競争は激しさを増し、経営には常にスピードが求められます。さらに、慢性的な人手不足に悩まされている。そんな環境下で生き抜いていく為には、社員が「指示待ち型」では困る訳ですね。なので「自律した社員」の育成が叫ばれる訳です。

ところで、「自律した社員」とはどういう社員でしょうか。
これは企業によって様々な定義があると思いますし、必要なことだと思いますが、おおまかに言えば、
「上司からの指示を待つのではなく、自分の意志で考え、自分なりの規範を持って行動に移せる人材」
のことを指していると思います。部下を持っている人であれば、誰しもが部下にはそういう人材であって欲しいと思いますよね。

では、どうすればそのような社員を育成できるのか？そこが悩みの種ですよね。
「自律しろー！」と叫んでも祈っても自律した社員は育ちません。
そこで必要なのは、「3MORE」だと私は思います。

「3MORE」、3つのMOREとは、以下です。

「MORE CREATIVE」 – 臨機応変に仕事を創造でき、行動できる。
「MORE CONTRIBUTE」 – 会社・社員・お客様に貢献できる機会を創りだす。 
「MORE REALIZE」 – 失敗を恐れず実行する。失敗から学べることを学ぶ。

この3MOREを伸ばしていくことが、「自律した社員」の育成に欠かせないと思います。

そして、この3MOREを伸ばす為には、社員一人ひとりの「目的意識」、「創造意識」、「価値意識」を引き出すことです。この3つの意識を引き出すことができれば、3MOREを伸ばしていくことができます。

しかし、この「意識」の部分にアプローチし、客観的に理解できるよう具体化し、自分で見つめ学習し、変化させていくことが難しいので、人材育成はなかなか効果を出せないんだと思います。

弊社が得意とするのは、その「意識の具体化・客観化を通じての学習」を生み出すことです。
それによって、「目的意識」、「創造意識」、「価値意識」を育み、3MOREを伸ばしていく。
それが「自律した社員」の育成につながっていきます。