他人に頼らず自分を知ることはできない

昨日、かつてビジネス交流会でお仲間だった方と久々に再会しました。彼女は本場中国の風水学を極め、その深遠なる知識を持って経営者のコンサルティングを行っている方です。彼女と初めて出会ったのは6年ほど前になりますが、仕事も生き様も王道をブレずに進む人、というのが私の第一印象で、今回数年ぶりにお会いしてもそれは全く変わっていませんでした。どんな険しい道でもそれが自分に必要な道ならば恐れず躊躇せず真っ向から進んでいく。私はそんな彼女の意志の強さと行動力をとても尊敬しています。彼女の話を聞いていると、自分も負けずに頑張らねばという気にさせてくれます。

昨日も沢山の刺激と勇気をいただきましたが、それに加えて、彼女の鋭い洞察力からくるお話には得るものが沢山あります。今回彼女と話していて改めて学んだことは、自分のことを一番理解していないのは自分だということ。言い方を変えると、自分のことを理解するには他人からのフィードバックが不可欠だということです。当たり前の話のようですが、知ってるのと本当に体験して理解するのとでは雲泥の差があります。

結局、人はいくら自分の頭の中で自分について考えたところで自分の枠の中を出れないので、自分について客観的に理解することはできない訳です。なので他人から自分についての意見やフィードバックをもらうことが本当に大切なんですね。よく「答えは自分の中にある」って言いますが、「その答えを自分の力だけで知ることはできない。他人の力を借りねばならない」というのを付け加える必要があると思います。

今回、私も自分について思いも寄らない意見をもらえて非常に有り難かったです。それはとても嬉しい内容でしたし、彼女が決して心にも無いことを言う人ではないと分かっていたので、素直に受け取ることができました。そういう意味では、誰からフィードバックをもらうのかも大切な要素だと思います。もちろん、人間いろんな人がいますから、様々な人からフィードバックをもらうことも大切だと思いますが、自分が幸せに人生を歩むためには、無駄に自分を傷めるフィードバックではなく、自分の前進に繋がるフィードバックを得たい訳ですから、その意味で誰からフィードバックをもらうかが重要になってくると思います。

私の中では彼女は間違いなく前進に繋がるフィードバックを与えてくれる方です。本人が全く気づいていない才能とその活かし方を教えてくれる非常に有り難い存在だと思います。私含め経営者の方には彼女のような存在は特に心強いと思います。