2023/02/14
ビジネスでもスポーツでも勉強でも子育てでも、なにがしかの結果を出したい。より良い結果を出したい。と思う時は多いと思います。 しかし、思うようにその結果を得られない時、「どうすればいいのか?」と悩みますね。そんな時、多くの人は「努力が足りない」と考えます。特に日本人はその傾向が強いと思います。もっと気合を入れてやる。もっとそのことに時間を割く。もっと量をこなす。もっと早く繰り返す、と。 決してその行動自体を否定するつもりはありませんが、同じ「やり方」の量やスピードや心意気を増やしても結果が変わらない時は、「やり方」を変えるのが効果的な場合が多いです。つまり、プロセスを変えるということですね。 取り組みのプロセスを変える、ということはもちろんありますが、もっと前段の「思考するプロセス」自体を変える、という方法もあります。例えば、「頭の中だけで考える」というプロセスを、「紙に書いて考える」プロセスや「図にして考える」プロセスに変えてみる。あるいは、「ひとりで考える」というプロセスを、「関わる人全員で考える」プロセスに変えてみるといったことです。 それを、「関わる人全員が参加して、3次元の立体物をつくって考える」というプロセスに変えたものが、レゴ® シリアスプレイ®メソッドという、ひとつの思考術です。 ブロックを使って直感的に手を動かすことで、ひとりひとりが「思考を組み立てる」ことを支援し、組み立てられた各自の思考(=作品)を自由に動かしたり組み合わせたりしながら、全員の知恵を活用して「集合知」をつくりだしていく。そういうプロセスです。3Dのパワーを活かした思考プロセスに変えることで、今までとは違う結果、ひとつ次元の高い結果を生み出していきます。 何度やっても、いくら繰り返しても同じ結果。あるいは、何度議論しても同じ結論になってしまうときは、「それについて思考するプロセス」を変えてみることを是非トライしてみてください。 ■レゴ® シリアスプレイ®メソッド(LSP)についてのご参照 弊社ホームページ https://www.life-btj.co.jp/ メソッドの開発元(マスタートレーナー協会) https://seriousplay.training/ LSPファシリテーター養成トレーニング提供元(日本) http://www.seriousplay.jp/