ワークショップ詳細DETAILS
タイトル | 「チームのためのリアルタイム・ストラテジー」 |
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参加人数 | 10名 |
研修目的 | 全員でチームについて考え、互いの場のイメージをあらためて共有する |
所要時間 | 10時間 |
開催者 | 公益社団法人 MORIUMIUS (株)ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ |
MORIUMIUSの概要CUSTOMER
宮城県石巻市雄勝町にある、築94年の廃校を再生してつくられた、こどもたちのための複合体験施設がモリウミアスです(http://moriumius.jp)。雄勝町は豊かな森と海に恵まれ、自然風景と伝統が色濃く残る町ですが、東日本大震災によって町の8割が壊滅してしまいました。その地域の復興への思いから、高台に残る旧桑浜小学校を再生すべく、述べ5,000人以上のボランティアの手でモリウミアスはつくられました。日本のどこにもない、世界のどこにもないこどもたちがサステナブルに生きる力を育み、地域が新生するきっかけを、関わるすべての人たちによって生み出す場がモリウミアスです。
「チームのためのリアルタイム・ストラテジー」とは?REAL TIME STRATEGY for TEAM
「チームのためのリアルタイム・ストラテジー」は、レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活用したワークショップです。このワークショップは、目的を共有するチームが、メンバー各自が持つ信念や価値、想いを共有して相互理解を深め、メンバーにとってチームであることの意義や目的をあらてめて見つめ直す、その結果先の見えない未来に対してどのように進んでいくか、というストラテジーをメンバー全員で作り上げていくための特別な機会となります。「チームのためのリアルタイム・ストラテジー」は、専門のトレーニングを修了したレゴ®シリアスプレイ®メソッド認定ファシリテータによって実施されます。
ワークショップ導入の背景BACK GROUND
モリウミアスには10名の運営スタッフがおり共同生活をしながら互いに家族のような付き合いをしています。年に2回の合宿研修などを通じてモリウミアスとしてのビジョンや方向性について話し合う機会は持っていましたが、モリウミアスがオープンしてから2年が経ち、「オープンから2年となる今(2017年当時)、チームについて考え、互いの場のイメージをあらためて共有することは意義があると思う」との考えから本ワークショップを実施することになりました。
ワークショップの目的PURPOSE
1. チームメンバー10名が互いに考えていることを共有する
2. われわれをチームたらしめているエッセンスについて全員で考え、表現する
3. われわれというチームはどのように物事を判断し行動しているのかそれぞれの視点で考察する
4. 各自が「なりたい自分になる」ことと、チームが目的を遂げることがどうつながるのか、つながらないのかをそれぞれの立場、それぞれの視点から考える
5. 自分がチームに貢献する目的は何なのか?なぜ貢献したいのか?どのように貢献したいのか?感情、チーム文化、チームという社会的なつながりの中で考え表現する
ワークショップ風景SCENE
実施内容CONTENTS
「チームのためのリアルタイムストラテジー」の構成に沿って、チームメンバー全員がそれぞれの想いを語りながら、時に論理的、時に感情を交えて意見を交わすことで互いをより深く知り、MORIUMISというチームの過去、現在、未来について100%全員参加で話すワークショップを開催しました。
感想コメントCUSTOMER VOICE
公益社団法人 MORIUMIUS理事 MORIUMIUS 代表・フィールドディレクター 油井元太郎 様
「言葉ではなく、まず形にすることで相互理解が深まる非常に興味深い体験でした。イメージの共有がよりよく行うことができ、また形にしたものの意味を後から言葉で説明する作業は新鮮かつ思考を刺激する貴重な機会でした。話し合いでは見えない世界やチームワークがレゴシリアスプレイを通じて生まれたと思います。」
導入についてINSTALLATION
NPO、社団法人、地域コミュニティなどで活動理念の共有・再共有、チーム構築・再構築、ビジョン構築・再構築などの目的のためにレゴ®シリアスプレイ®を活用した本ワークショップを導入することができます。NPO、公益法人、教育機関向け(スタッフや教員向け)ワークショップについてのお問い合わせは こちら からお願いします。